torea ヘルプ

DevTools 取得について

torea の拡張機能はタブ録画時に「コンソール出力」と「ネットワーク要求」を録画と同期して保存できます。録画後の詳細ページや共有ページで動画と並べて確認できるため、バグ報告や再現手順の共有がしやすくなります。 この取得は初期状態では OFF で、録画開始前にポップアップから有効化した場合だけ動作します。

取得されるもの

Network には URL、HTTP メソッド、ステータス、ヘッダ、リクエスト・ レスポンス本文の先頭サンプルが含まれる場合があります。ログは録画と 同じ保存先にアップロードされ、録画詳細ページや共有ページで表示されます。

  • コンソールログ:console.log / info / warn / error / debugの引数、レベル、発生時刻、呼び出し元の 1 フレーム
  • ネットワーク要求:fetch / XMLHttpRequest の URL / メソッド / ステータス / 所要時間 / リクエスト・レスポンスのヘッダ・ボディサンプル
  • WebSocket: open / close / error イベント (メッセージ本文は記録しません)
  • JavaScript 実行エラー: window.onerror / unhandledrejection 経由のメッセージ・スタックトレース
  • SPA ナビゲーション: history.pushState / replaceState / popstate の URL 変化

上限は録画 1 本あたり Console 5,000 件 / Network 1,000 件 / WebSocket 200 件 / Error 200 件 / 圧縮前 50 MB です。上限到達時は新規分が省略され、その旨がパネルに表示されます。

取得されないもの

  • 「画面・ウィンドウ」モードでの録画 (タブを越えるためタブ単位で 注入される取得スクリプトの対象外)
  • chrome:// / chrome-extension:// 等、拡張が動作しない URL
  • ポップアップで「コンソール / ネットワークを取得」を OFF にした録画
  • Service Worker / Web Worker 内の処理 (取得スクリプトはページ window のみに注入されます)
  • ページの Service Worker が caches.match などでネットワークを介さずに返したリソース要求 (<img><script> などが SW キャッシュ命中で完了したケース)。Workbox や PWA フレームワーク利用サイトでは一部のリソースログが省略される場合があります
  • ページから直接呼ばれない Service Worker 内の通信 (background sync / push event 内の fetchcaches の事前ウォームアップ等)
  • WebSocket のメッセージ本文 (容量とプライバシー保護のため)

機密情報のマスク (redact)

録画と一緒にサーバへ送る前に、拡張機能側で以下の値を <redacted> で置き換えます。サーバや R2 に元の値が保存されることはありません。

  • ヘッダ名 (大文字小文字無視):Authorization / Cookie / Set-Cookie / Proxy-Authorization
  • URL クエリ・JSON / フォーム body のキー (部分一致):password / passwd / pwd /token / secret / api_key (ハイフン/アンダースコア違いも対象) / authorization / session / csrf / credential / private_key
  • テキスト内の JWT / Bearer token / Basic token / AWS access key / private key block / email address
  • ボディサンプルは 1 リクエストあたり 64 KB で打ち切られ、binary はサンプル無しで size 情報のみ保持されます
  • Chrome 拡張 API の制約により、ブラウザが拡張機能へ公開しない一部の ヘッダは取得されません

redact ルールはバージョン管理されており (現行は v1)、ルールが更新された場合は録画ごとに記録された redactionVersion から、その時点のマスク基準を後追いできます。

ログの信頼性

取得スクリプトは録画対象ページと同じ JavaScript 実行環境で一部の API をラップします。そのため、ページ側のコードがログ内容に干渉できる可能性があります。 torea はこのログをバグ診断用の参考情報として扱い、認可・課金・監査などの判定には使いません。

取得を止めたいとき

拡張機能のポップアップを開き、「コンソール / ネットワークを取得」の トグルを OFF にしてください。次に開始する録画から取得が止まります (既に録画済のログは削除されません)。録画自体を削除すれば、対応する ログも R2 から同時に削除されます。